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進行管理費(ディレクション費) って? 僕の考え方

制作費用のお見積もりの構成は
デザイン費・動画制作・プログラム構築費用など
いろいろとありますが

よく進行管理費(ディレクション費)
の項目って見かけたりしませんか?

『進行管理費って何?
なんか見積り入ってるけど
会社によって金額も違うし。
ボッタクられてる?』

と内訳が定かでないので
そんなふうに思う方
多いのではないでしょうか。

それぞれ解釈があるとは思うのですが

今回は僕の考え方をお話させて頂きます。

なので

『デザイナーさんはこんな事を考えてるんだ』という
参考レベルで聞いて頂けたら幸いでございます。

それぞれのデザイナー・法人様の考え方があるので
何が正しいとか、間違っているとかそういうレベルの話では無いです。

『あの人はこう言ってたから安くしてくれ!』とか
『あの人はこう言ってたからあなたのやり方は間違ってる』とか
そういう低レベルな行動や発想を持ってる方はご遠慮下さいね。

では本題へ

どういう項目が含まれるかですが

まず

【1】品質管理

例えば
プロジェクト進行中に成果物やゴールが
変な方向に向かわないように方向性を調整したりと
品質管理的な役割を担ったりします。

【2】タスク管理・スケジュール管理

各タスクに対するリソース確保や
スケジュールの管理など

【3】資料作成

ヒアリングシートや
打ち合わせに必要な資料作成
動画制作であれば絵コンテ
動画撮影であればタイムスケジュール・台本など

【4】打ち合わせの総時間・交通費

僕は打ち合わせの回数や交通費も含みます。

例えば
僕の時給が ¥5,000 で 交通費が ¥1,000
納品までの打ち合わせ回数が5回
であれば ¥30,000 となる訳です。

なのでプロジェクトの期間が
長くなればなるほど
打ち合わせ回数と
そのプロジェクトに各リソースを
限定して抑えているので
進行管理費用は高騰していく
という原理になります。

法人様・クリエイター様
によって金額が違う問題ですが

上記の考えからすると
違うのは当たり前なんです。

その法人様・クリエイター様によって
人件費の単価が違いますし、
算出の考え方の解釈が全然違うので。

正直な話、
お客様によっても
僕は進行管理費を変えてます。

『え、めちゃ差別なんですけど』

って声が聞こえてきますが

『はい、すごく人をみます。』

どういうところを見て
算出方法を確定しているかと
言いますと

例えば、
初顔合わせの打ち合わせで
全く資料を用意してなかったり
口頭の内容が多かったり
抽象的な表現が多く、基本フワフワしていて
ゴールが明確でない場合など

今後やりとりしていった場合
意見が2点・3点して
変更作業が多くなる可能性が高く
打ち合わせ回数も拘束時間も長くなるので
余白をかなりみます。

考え方として
要はどれだけそのプロジェクトに
時間(命)を捧げてるかです。

今までの経験上なので
あくまで私個人の見解ですが。

『え、そんな><
ビジョンとかやりたい事が決まってないと
相談しちゃダメなの?』

ってなるんですが

もちろん進行管理費高くなりますが
受けますよ!

でももっと簡単な事です。

『であれば、
会社を立ち上げたり、
事業とかはやらないほうが良いです!
絶対、失敗します!』

『だって、そうでしょ。
相手に配慮できない。
自分の想いを伝える事が難しい。
自分のやりたい事がわからない。って
だったらやらない方が良いですよ。
間違いない。』

通常は全体制作費の15%くらい
が多いですが

場合によっては
20%~30%で見積ります。

スポットで制作のみ入った時、
ありがちなのですが
今回は何で資料作ってくれないの?
前は作ってくれたのに~><

みたいな雰囲気になるのですが

それはそうです。

ディレクション費用を頂いてないと
スケジュール作成や資料作成
動画だと絵コンテ・タイムスケジュールなど
資料系は作りません。

そのプロジェクトの進行をしている
管理費という対価を頂いてる
ディレクターさんにお願いして下さいね。

なのでこれから依頼を考えてる方
金額を高騰させないように
この辺り気をつけてみて下さい。

デザイナーさん・クリエイターさんは
その空間や周りを観察する事が得意です。
ある意味、職業病です。

なので、すごく「人となり」を
割とシビアに観察してます。

原田慎吾(shingo harada) / designer / Videographer
Iam me.「感性をそのままストレートにデザイン・表現したい」そんな想いで活動しています。
想いつなぐデザイン株式会社 代表取締役。
主に飲食店様にデザインをご提供・ブランディングに関わる事をメインに活動してます。

■■余談■■
ABEMAのセカンドチャンスウェディングという番組に出演してました。『あ、その時のあの人だ。』と思った方は
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